​畳のいろいろ

棕櫚裏床

シュロほうきでも知られているシュロ皮を畳床の裏に使用し、手間を掛けて製造した最高級の畳床です。湿気に強いと言われ、板入れ畳に使われる場合が多い、こだわりの畳床です。

※棕櫚裏床で製作した手縫い畳。

龍髭表

床の間に使う畳表「龍鬢表(りゅうびん)」。何日も天日にさらし、赤みを出し、通常の畳表のひと山目より多めに仕上げた畳表です。その龍鬢表を使用し、高麗縁(紋縁)にて、基本手縫いの技術によって仕上げ、取り外しができる板床に手縫いにて作り上げる畳です。近年は板床仕上げではなく、通常の畳床に龍鬢表仕上げにて納める床の間畳も増えております。

二畳台高座

特殊な畳といっても色々ありますが、一般の人がよく目にする畳の一つに、お寺の本堂にある二畳台高座や四天紋拝敷などがあります。

写真は、うんげん縁による二畳台です。

※桃の節句のために製作致しました。

 雛飾りのお内裏様とお雛様が座っている畳です。

板入れ畳

ワラ本畳製作工程において、畳表がシワにならない様に強く張るため、ヘリの付いていない部分(框:かまち)が丸みを帯び易くなります。最上級の畳の場合、それを改善する作業が板入れです。ヒノキ板を框部分に手で縫い付け、板の分だけ上がるのを裏締めして、畳床と板との接点をフラットに仕上げるという究極の畳製作技術です。この畳は、板入れ畳に熟知した職人でないと出来ない作業です。

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